Archive for the ‘未分類’ Category
相談事例を追加しました(企業法務・労働問題)
労働審判の申立書が届いた場合(府中市・稲城市の会社の方からの質問)について追加しました。
相談事例を追加しました(債務整理・破産・個人再生)
破産管財人について、どのような場合に選任されるのかにつき、相談事例を追加しました(府中市・多摩市の方からの質問)。
相談事例を追加しました(債務整理・破産・個人再生)
個人再生の要件について、相談事例を追加しました(多摩市の方からの相談)。
相談事例を追加しました(交通事故)
交通事故紛争処理センターについて追加しました(稲城市の方からの相談)。
最近の破産事件の傾向について
最近、破産事件については減少傾向にあると言われております(裁判所の発表する統計でも明らかに減少しております。)。
減少の理由は、個人の場合、消費者金融からの総額借入規制、法人の場合は金融円滑化法の影響によるものと思われます。
事件数の減少に伴い、裁判所の破産事件へのチェックが厳しくなっているように思われます。特に、通帳や資産関係については、非常に良く見ており、比較的大きな現金の入出金などはまず質問をされるようになったかと思います。また、破産をしても持っていてよいとされる資産(自由財産といいます。)の評価も厳しくなりつつあるのではないかと思います。
個人の破産事件については、いわゆる過払い金の収束化に伴い、債権者への配当が行われる事案が減少しているように考えられます。
当事務所では、このような近時の裁判所の状況や方針について、破産管財人を務める弁護士同士での情報交換などを行い、破産申立に反映させるようにしております。
相談事例のページを作成しました(相続・交通事故・不動産問題など)
これまでの相談事例につき、相談事例のページを設けました。今後、随時追加していく予定です。
交通事故問題~弁護士特約の利用について
最近は大分、知られてきているのですが、自動車保険(任意)には、弁護士費用特約が付いているケースが少なくありません。
交通事故相談に来られた際、弁護士費用特約についてご存じのない方が少なからずいらっしゃいます。
弁護士費用特約の大半は、自動車同士の事故ではなくても、ご相談者の方が歩行者であっても利用可能であることが通常です。
交通事故について相談をされる際には、同居の方が任意保険に加入されているのであれば、弁護士費用特約の有無について確認をされることをお勧めします。
住宅の完成保証制度について
以前、建設会社が倒産してしまい、住宅の建設が途中で止まってしまった、という相談を受けたことがありました(多摩市か稲城市の業者だったかと思います。)。
建設会社の倒産は決してめずらしいものではなく、その結果、代金を支払ったにもかかわらず、住宅の建設が途中で止まってしまった、ということがあります。
これを防止する制度として、住宅完成保証制度というものがあります。住宅完成保証制度は建設会社が加入するものですが、費用は原則として施主負担であることが一般です。
住宅に限られること、保証の上限額があるといった制約はあるものの、建設会社の倒産から身を守る方法としてはかなり有効であると思われます。ただ、実際には、ほとんどこの保険は使われておりません。住宅の建設会社の倒産はときどきありますので、このような保険に加入することも前向きに検討するのが良いかと思っております。
自筆証書遺言の記載漏れ
最近、自筆証書遺言にまつわるトラブル案件を2件受任しました。
自筆証書遺言は、遺言者が全文自筆で記載するものです。お手軽な反面、記載内容に不明な点や漏れ等があり、後々、かえって相続人間のトラブルとなってしまう案件が数多くあります。
上記のうち1件は、市販の遺言キットを使用したもののようでした。しかしながら、不動産がきちんと特定されておらず、また、資産の漏れも複数あり、結局、相続人間の紛争になってしまいました。
不動産の特定には、登記事項を確認の上、土地の場合、所在、地番、地目、地積などで特定する必要があり、建物であれば、所在、家屋番号、(建物の)種類、構造、床面積などで特定をする必要があります。例えば、
1 所在 府中市○○町五丁目
地番 ○○番×
地目 宅地
地積 ○○○.○○㎡
2 所在 多摩市一ノ宮○丁目○○番地○
家屋番号 ○○番○
種類 共同住宅
構造 軽量鉄骨造亜鉛メッキ鋼板葺3階建
床面積 1階 ○○○.○○㎡
2階 ○○○.○○㎡
のように記載をします。
弁護士の立場からすると、自筆証書遺言はトラブルが多いと言わざるを得ません。公証人に作成を依頼する公正証書遺言は、公証人役場に出向く必要があるという点であまりお手軽ではありませんが、当事務所では、公正証書遺言をお勧めしております。具体的にどのような内容の公正証書遺言がよいかについてはご相談下さい。
交通事故に関する質問(稲城市在中の方及び,府中市在中の方からの質問)
最近、稲城市在中の方及び、府中市在中の方より、交通事故に関する同じ質問を受けました。
簡単に要約しますと、保険会社が病院への治療費の支払いをしてくれると言っているが、保険会社に任せていいのか、というものです。
私としましては、被害者側に過失がある場合、健康保険を使用した方がよい場合があると考えております。
交通事故の場合、多くは医療機関の自由診療となっており、保険診療に比べて費用が高額になっております。そのため、交通事故において何も言わなければ、ほぼ自動的に自由診療扱いとされます。そして、加害者側が任意保険に加入していれば、通常、任意保険会社が治療費の支払いをしてくれます(自賠責保険分についても、任意保険会社が立替払いをしてくれます。一般に任意一括と言われます。)。
しかし、後日、慰謝料や休業損害などの請求をする場合、被害者側に過失があるものとして過失相殺がなされると、既に支払いがなされた治療費分について被害者の自己負担分が生じることとなり、その結果、この自己負担分が慰謝料や休業損害より差引かれることになるのです。このようなケースの場合、なるべくは健康保険を使用した方が良いといえるでしょう。
なお、健康保険を使う場合のデメリットとしては、自己負担分についてはとりあえず窓口で支払う必要があるということです(後日、保険金請求の際に支出した費用として計上することはできます。)。
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