府中・多摩・稲城を主な対応エリアとする弁護士・鈴木徳太郎法律事務所

当事務所は、府中市及び、多摩地域を中心に活動しております(案件によってはそれ以外の地域に出張することもよくあります。)。 他の事務所に比べ、個人の方向けでは、地域に密着した相続問題の処理(地域の税理士、司法書士、不動産業者、金融機関などと連携をとることも可能です。)、債務整理、交通事故、不動産トラブルなどの問題が多いかと思います。

従業員による横領について(府中市・多摩市の会社の方からの相談)

質問
経理担当の従業員が長年に渡り、不正な経理を行って、着服をしていたことが判明しました。どのように対処すればよいでしょうか。

 

経理担当の従業員による(業務上)横領は、実は年に1、2件の相談はあるくらい、数多く発生しております。

ただ、実際に警察署への告訴まで行うケースは多くありません。

理由としましては、経理担当者を告訴しても横領した金銭が戻る訳ではないことが一番大きいかと思います。また、告訴を行う場合、横領をした従業員は、やぶれかぶれになって会社の悪口を担当となった刑事にいいふらしたりします。そのため、会社としては、経理担当者を告訴することにより、さらにダメージを受けることがあります。

告訴を行うかどうか、または、告訴を行わずに示談で済ませて、着服した金銭の回収を図るかについては、弁護士にご相談下さい。